地方でもECサイトを作れば売上が上がるのか?

地方でもECサイトを作れば売上が上がるのか?

2017.09.01 | Direction

こんにちは、アールイーデザインの小篠です。
今回はご相談いただくことが多い「ECサイト」について記事を書かせていただきます。
ECサイトとは、簡単に言うとインターネット上の仮想店舗のようなものです。サイトは常に公開されているものなので、24時間365日台風の日でもご飯を食べながらでも何時でも買い物ができるというとても便利なサイトです。

なぜECサイトが必要なのか?

答えはシンプルです。自社製品や商品の販売経路を実店舗以外にも開拓することで、より売上を上げるためにECサイトを立ち上げたい、必要だと感じる企業様がほとんどかと思います。
また最近では、実店舗を持たずにWEB上で売買することも一般的になってきました。

ECサイトを構築するメリット

  1. 店舗のある地域以外にも、また店舗を持たなくても、日本全国のどこに住む方でもお客様になる可能性が増える。
  2. WEBは24時間公開されるため、お客様と接触する時間や機会を多くすることができる。
  3. 店舗を賃貸で構えるよりも、圧倒的に固定費を削減できる。
  4. 接客手法が「ヒト」ではなく「情報」に変わることで、店舗とは異なる獲得できていなかった客層を取り込める可能性がある。

ECサイトを構築するデメリット

  1. 実店舗とまではいかなくても、開業(構築)や維持に費用が掛かる。WEB全般に言えることですが、店舗と比べると安いものの、実体がないため相対的に判断できず高く(費用が掛かると)感じてしまいます。
  2. 独自商品の販売ではない場合、日本全国の店舗・会社が競合になるため、価格競争に陥る可能性がある。
  3. 潜在顧客は増えるものの、集客のためにWEB施策を講じなければならない。要は手間・時間が掛かります。
  4. 顔を見ない相手、またお客様も商品を手に取らない状態で売買をするため、トラブルが起こることがある。最近は一般的になってきたため減っています。

自社サイト型ECサイトと、楽天やYahoo!などに出店するモール型はどちらが良いのか?

軸となるのは、上記デメリットの【3.潜在顧客は増えるものの、集客のためにWEB施策を講じなければならない。】の対応ができるかどうかです。
モール型の場合、既にそのサイトに知名度がありユーザー数も多いため、出店や売上に対する手数料を支払うだけで、早い段階で商品を購入される可能性があります。
しかし毎月の費用が多く売上の利率は下がってしまい、またあくまでも商品の購入でお店のファンにはなりにくいため、少数販売や店舗への誘導などには向きません。
自社サイト型の場合、WEBマーケティングができる企業様であれば、商品のターゲットユーザーに合わせた自社サイト上やSNSによるプロモーション、またSEMなどを活用することより低コストで集客することができます。
言い換えるとWEB集客が出来なければまず売れません。すぐに売上を上げたい場合、既に固定のファンがいる上で、会社のブランディングと併せてWEBサイトを構築していくことをおすすめします。
そうすることで、お店のファンがネット上でも購入するようになり、ネット上のファンがお店に来店するようになりと相乗効果が生むことが見込めます。

固定費を極力抑えたECサイトの構築

固定費を極力抑えたECサイトの構築
地方は家賃も安いことから、都心のお店と比べてECサイト立ち上げの費用的なメリットが薄くなってしまいます。
地方企業様のECサイトは、既にオンラインショップにおける機能が備わったASP(メイクショップ・カラーミーショップなど)のネットショップ開業サービスを利用することが多くなってきています。
若干営業になりますが弊社では、そのサービスの中で無料でネットショップを開業できる【BASE】というサービスと、WEBサイトを連携させることで自社サイト型ECサイトを構築しています。

無料で開業できるのなら、なぜWEBサイトと連携させる必要があるのか?

新しくネットショップを立ち上げ商品を掲載しても、まず見られない購入されないということが問題になります。
例えば栃木県で有名な餃子でも和牛でも、インターネットで検索すると、様々なサイトや多くの種類の商品が検索結果で出てきます。
その膨大な情報がある世の中で、ただネットショップを立ち上げるというのは、車も電車も通らない山奥でお店を開くのと同じようなことです。
まずはWEBサイトで商品の認知度を上げ魅力を伝えることで、ユーザー・消費者の目に届かせることが何よりの優先事項となります。

簡単なECサイト開業のイメージ

一般的なECサイトですと、販売のために商品掲載機能・カート機能・決済機能(クレジットカード決済の場合審査や契約が必要)など複数の機能を実装しなければなりません。
BASEと連携させてECサイトを構築する場合、イメージ戦略やブランド戦略を考えたWEBサイト上で商品を掲載をし、実際に購入する際はBASEの販売機能を使用することで、WEBサイトを作る費用とほぼ変わらない費用で商品販売がネット上でできるようにします。
どうしても運用コストや効果が出るまでの時間は掛かってしまうため、「売上を上げたい」「自分でお店を盛り上げたい」そういった意思を持つ経営者様や担当者様へこのECサイトの開業手法をおすすめいたします。

さいごに

売上が上がるのか?というタイトルの答えですが、ECサイトを使って上げる手段はあります。
「出店したら終わり」「サイトの更新や戦略は忙しくて手がつけられない」という方々は、新しいことに手を出すことはあまりおすすめいたしません。
「効果が出ずにお金だけ掛かってしまった」「もう解約した」という例がとても多いようです。
インターネット上にお店を出すということは、実店舗での接客と同じように、目に見えない相手だとしても真摯に丁寧なサービスを心掛ける必要があるということをご理解ください。
ECサイト作ってみたけど意味がなかったというお店・企業様が、この記事で少しでも減らせたらなと思います。