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自分の仕事のルーツ

こんにちは、辻元気です。
アールイーデザインに入社してから、1週間。
初めてブログを書きます。

第1回目は「そういえば、何でこの仕事をしているの?」についてを、
昔の事を思い出しながら書いてみます。

面白いことに気づき始めた

本格的にデザイナーとしてご飯を食べていきたいと思ったのは
デザイン系の専門学校在学中ですが、
今思うときっかけとしては小学校の頃だと思います。

小学校の頃、学級新聞(壁新聞)ブームが自分の中で来ていて、
日々新聞のネタを探し(日常の出来事や図書室で調べてましたね)、
文字に起こして、挿絵を挿入して完成させてたと記憶しています。
すんごい楽しくて結構な頻度で発行していたと思います。

よく作っていたなぁと。

なぜ、学級新聞ブームだったんだろう?と思い返してみると、
今も変わらないのですが、
「人に喜んでもらう」のが好きだったんだろうと思います。

何かを作って、人に見せて驚かすといったら大げさですが
その反応を見るのが楽しかったんだと思います。

ウェブサイトとの出会い

中学生になりようやく家にもパソコン(Windows XPでしたね)と
インターネット環境(Yahoo!BB ADSL 8Mbps)が登場。

当時の家がNTTの電話回線収容局から遠かったので、速度が遅かったと記憶していますが、
インターネットを本格的に意識し始めた頃でした。
(初めてインターネットに触れたのは小学生の時でした)

色々調べていると、無料でホームページを作れるサービスがあるという事を知りました。
それこそ先日終了してしまったYahoo!ジオシティーズが一番最初に作ったウェブサイトのサービスでした。
簡単に作れて、Yahooのディレクトリ検索にも反映されるという画期的な仕組みだったと思います。

マニアックな道

そんなこんなで高校生になり、
高校ではデザインとは少しかけ離れた農業を学んでいました。
(何でだろう…)

高校生になったら、もっとマニアックな事をしていました。
なぜかネットを漁っていると、
自分でサーバーを立ち上げてウェブサイトを公開できるという事を知ったのです。

これ、俺もやってみたい!と思って、
楽天市場で中古のNEC製のサーバーを買って
LinuxやらFreeBSDをインストールして遊んでいました。
当時はお金がなかったので、無料で擬似的なドメインを無料でモテるDDNSのサービスを活用して、自分のYahoo!BBのIPアドレス宛と紐づけてウェブサイトを公開していました。

そんなマニアックなことを覚えた高校生。
高校なので3年生の最後には卒業論文を書いて提出する訳ですが、
その際にただテキストだけで作った論文は
何だかつまらないなぁと思いました。

そこで、当時遊んでいたMacromedia Flash(現:Adobe Flash)で
タイトル画像を作ったりして装飾し始めたんです。
Flashといえばアニメーション制作ソフトでしたが、
静止画を作るのに使ってましたね(笑)
(この頃、まだPhotoshopやIllustratorが難しくて触れていなかった)

そんな事もあり、3年生のギリギリになって初めて
“高校卒業したら何やりたいんだろう?”と考えました。

そういえば、自分って“何か作るのが好き”なんだと思い出しました。
デザイン?とはかけ離れていますが、
そういう系統に進んでみようとなぜか思ったんですね。
今でも不思議です。

デザイナーになってみようかな

そして、デザイン系の専門学校に入学、2年制です。
入学してから色々な勉強しながら、日々を過ごしていました。
デッサン、色彩、IllustratorやPhotoshop、Flashもまだまだ現役で授業やってましたね。

私生活では相変わらずアンダーグラウンドな感じで、Hewlett Packard製の格安サーバーを新品で購入し、FreeBSDで作られたNASを簡単に作れる“FreeNAS”を入れてファイルサーバーとして活用していました。
LinuxのOSで言うと、FedoraやCent OSも良い感じになってきた頃でしたね。
特に意味はなかったのですが、何だか面白くて運用していました。
家のトイレにサーバー機を2台設置していたので、温暖な気候であったのでしょう、猫の住処になっていたのを覚えています。

そんなマニアックな私生活とは別に、普通の専門学校生活を過ごしていたと思います。

基本的にどの授業もあんまり面白さを感じていなかったのですが、
Illustratorを使って菓子箱のデザインをしたり、ポスターを作る授業は面白かった。
なので、紙ものを作るのはとても面白くて一生懸命取り組んだと記憶しています。

もちろんポスターをなどを作る際には写真なども活用するので、
安いNIKONのコンパクトデジカメを買って、色々撮影もしてました。

やはり紙ものと写真の親和性は高いんだなと当時から感じていました。

そんな中で、WEBの授業がありました。
隣の女の子と一緒に何かしらのCMSを使ってウェブサイトを作るという課題だったと思います。
そこで選択したのが、WordPress(この頃はWordPress 2.1系でそこまで人気なかったように思えます。Movable Typeの方がまだまだ現役だったような。)でした。
その時に、ウェブサイトを作るのも面白いなぁと思ったんです。
この時少しウェブサイト熱でしたね。

2年の後半には、当たり前ですが進路を決めなければならず、
どうしようかなぁ〜と考えていました。

その時、鶴の一声だったのですが、
当時の担任が〇〇に行ってみたら?とウェブサイトを作っている
会社を紹介してくれました。

まぁ、そこに就職した訳です。
ウェブサイトを作っている会社でした。

仕事としてやってみた

前職では色々経験させてもらいました。
PhotoshopやFireworksでウェブサイトのデザイン案を作成し、HTMLやCSSを書いてウェブサイトを作る作業。
(いつの間にかFireworksが消えました)

他には、紙モノのデザインもやりました。
これは専門学生時代から好きなジャンルだったので、
楽しかったです。

イベントも色々携わりました。
イベント用の各種ツール制作、のぼり旗や横断幕、Tシャツなどなど
色々作りました。

それとは別に自分の趣味の延長線上で写真撮影も本格的にやり始めました。
Canonのデジカメ一式を買い揃えて、色々撮影しまくりました。
徐々に上手になっていったと思います。

そういえば、一番刺激的だったのが
某日本最大の通信会社の人と一緒に仕事をしたのがとても印象深かった。
月に一度、岩手県内の各地へ取材に行き(インタビュー、写真撮影)、インタビューした内容で文章を作成し、撮影した写真を入れたデザイン案を作成してウェブページと、全国向けのメールマガジン用のHTMLを一貫して制作するという仕事でした。

iPhoneで動画撮影や編集もやりました。
ビデオカメラ使わなくても、外部マイクを取り付けるだけで撮影できて、iPhone最強だわ!と思ってました。

今思うとなんで一人で作っていのか不思議でしたが、
その担当者が神レベルのディレクターで
学ぶことが非常にあり、人生の中でも大変為になったと思います。

印象に残っている言葉は「ターゲットは?そのターゲットに期待する行動は?そしてそれを評価する方法は?」このマジックワードです。
これを覚えておくといろんなコンテンツや企画を作る際でもブレないです。
まぁ、ぶれちゃうんだけど、
結局面白いコンテンツになっちゃうんだから自分でも不思議でした。

思い返してみると、デザイナーというか、
ジャンルで分けるならクリエイターという感じがしっくりきています。

11年間で色々学べて良かったと思います。

そして、様々なご縁があり、
栃木に舞い降りて、超絶偶然ではありますが、
アールイーデザインでお世話になることになりました。

まとめ

小学校の頃から何かを作って他人が喜ぶのをみて、自分も嬉しくなった。
大人になってもそれは変わっていない。
明日死んでも後悔しないように常に全力で毎日を生きています。
パレートの法則「実力2割、ヤル気8割。」でこれからも頑張っていきたいと思います。

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