2025年上半期・画像生成プロンプトに迷ったら、この5つ!誰でもできる“言葉で描く”整理術

5つの要素で、プロンプトを整理する
この記事の結論を最初に書いておきます。
私が辿り着いたのは、以下の5要素に分けるという方法です。
- 主題:誰が/何が
- 環境:どんな場所で
- 背景:どんな景色やモチーフが見えて
- スタイル:どんな表現手法で
- 構図:どんな視点やカメラワークで描かれているか
この順番にも意味があります。
それは「誰が、どこで、どんな世界観の中で、どんな空気感で、どう見せるか」という、ストーリーや映像の流れに近いからです。
自然言語化すると、こうなります
[主題] が、[環境] にいて、[背景] が見える。
描写スタイルは [スタイル]、構図は [構図]。
この整理術が効く理由
「言語化の土台」ができる
→ 思考を整理しながら、曖昧さを減らせる
「伝わる言葉」になる
→ チームでの共有や他人とのやりとりもスムーズ
「自分のクセ」が見えてくる
→ よく使うスタイルや構図に気づくことで、新しい表現のヒントに!
自分だけのプロンプト辞書を持とう
この整理術を使っていくうちに、「自分だけの表現セット」が見えてきます。
お気に入りの「背景」や「スタイル」だけをストックして、組み合わせを変えていくだけでも、無限に新しいシーンが生まれます。
私はローカルでテンプレート化して使っていますが、スプレッドシートでも、手書きのノートでもOK。
「言葉で描く」自分だけのツールキットを持っておくと、AIとの対話がぐっと楽しく、自由になります。

おわりに

辻 元気
PhotoshopやFirefly、Midjourneyなど、どんなツールを使っていても、この整理術は有効です。プロンプトに迷ったら、ぜひこの5つの要素に立ち返ってみてください。
主題・環境・背景・スタイル・構図。
この5つが整うだけで、想像の風景は、ちゃんと言葉で届く風景になります。
ビジネスでの画像生成——たとえば広告ビジュアル、資料用のイメージ、ブランド表現などにも、この整理術はそのまま活かせます。感覚や直感に頼らず、チームやクライアントとの共有もスムーズに。AIとの対話が、もっと自由でクリエイティブになります。
主題・環境・背景・スタイル・構図。
この5つが整うだけで、想像の風景は、ちゃんと言葉で届く風景になります。
ビジネスでの画像生成——たとえば広告ビジュアル、資料用のイメージ、ブランド表現などにも、この整理術はそのまま活かせます。感覚や直感に頼らず、チームやクライアントとの共有もスムーズに。AIとの対話が、もっと自由でクリエイティブになります。
AI画像生成が当たり前になった今、私たちは「言葉」で絵を描いているとも言えます。
PhotoshopやFirefly、Midjourneyなど、ツールの性能が進化するほどに、プロンプト(指示文)を書く力が問われるようになってきました。
でも、プロンプトって意外と難しいんですよね。
頭の中には「なんとなく浮かんでいるイメージ」があるのに、言葉にすると曖昧だったり、ちょっと違う絵が出てきたり。
そんなときに役立つのが、シーンを構造で整理する整理術です。もちろんこちらの整理術をもとにYAML化して因数分解しても良いでしょうし、もっと高度な指示を考えても良いでしょう。「感情や雰囲気」「空気感(緊張、安らぎ…)」「光の条件」「色彩トーン」などを追加したらもっと欲しい絵作りができるでしょう。
今回は便利な5つの整理術をお伝えします。