【2025年・登山記録】磐梯山に登ってみた|初心者OKの八方台コースで絶景体験

登山口:八方台からスタート
磐梯山にはいくつか登山口がありますが、私は八方台登山口(1194m)からスタートしました。このコースは、標高が比較的高い地点から始まるため、最初は比較的なだらかな道が続きます。途中には、木々の間から差し込む光と清々しい空気に包まれながら、ゆっくりと歩を進めることができました。
登山日当日は晴れで、風はほとんどなく、非常に暑い日でしたが、木陰に入ると涼しさも感じられ、快適に登山が楽しめました。自然の音や香りに耳を傾けながら進んでいくと、普段の生活では味わえないようなリラックスした時間が流れ、心が落ち着いていくのを感じました。


道中の見どころ:中の湯跡と絶景ポイント
登山口からしばらく進むと、最初の見どころ中の湯跡(1300m)に到着します。この場所は、今でも温泉が湧き出しており、登山の途中にちょっとした温泉地ならではの雰囲気を感じることができます。硫黄の香りが漂う中、少し休憩をしながら、その自然の恵みを感じました。
中の湯跡を過ぎると、道はさらに進み、途中に見晴らしの良い場所があります。ここからは、周囲の山々や湖を一望でき、飯豊山や月山、そして遠くに見える桧原湖を美しく眺めることができます。特に晴れた日には、広がる青空とともに、目の前に広がる雄大な景色に心を奪われます。登山の途中でこの絶景に出会うと、その疲れも一瞬で忘れてしまうほどです。


弘法清水小屋で一息
しばらく歩いていくと、弘法清水小屋(約1630m)に到着。この小屋は登山の途中にあり、ここで一息つける絶好の休憩ポイントです。小屋の近くには、弘法清水という湧水があり、その冷たくて美味しい水を飲むことができます。登山の途中でのこのひとときが、登りの疲れを癒してくれます。
ここからは山頂まであと500m。登りのピークに向かう準備を整え、気持ちを引き締めつつ、エネルギーチャージ。さらに、記念に磐梯山のバッジもゲットしました。残すところあと少し、山頂までのラストスパートが楽しみです!




急登を乗り越えて山頂へ
ここからが本番。急登が続き、しばらくは息が上がりながらの登山でした。この500mの登りは、体力的にはかなりハードですが、途中で見える景色がその苦しさを和らげてくれます。
山頂に着くと、達成感がひとしお。周囲の山々の景色や、眼下に広がる猪苗代湖(日本で4番目に広い湖)の美しさに心が洗われるようでした。晴天のおかげで、湖の全景もバッチリ見ることができました。







自然の美しさと達成感を感じる登山の魅力。今回は、福島県会津にそびえる磐梯朝日国立公園内にある磐梯山(ばんだいさん)に登ってきました。標高1816メートルのこの山は、初心者にも適したコースがあり、豊かな自然と絶景を楽しむことができるスポットとして知られています。登山の途中で出会った清々しい景色や、登り切った瞬間の達成感は、心に深く残るものでした。今回はそんな磐梯山登山の魅力を、体験を交えてお届けしたいと思います。