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津軽半島最北端のロマンと風が舞う!竜飛岬「青函」「階段」「さゆり」を巡る旅

辻 元気
こんにちは、栃木県にあるデザイン制作会社・株式会社アールイーデザインでクリエイターをやっている辻元気(ツジゲンキ)です。

「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと〜」。石川さゆりさんの名曲「津軽海峡冬景色」の舞台、津軽半島最北端の竜飛岬へ行ってきました!
私が訪れた当日は、まさに快晴! 強風で体は冷え込みましたが、その分空気が澄み、津軽海峡を挟んで北海道の山並みまで丸見えという絶景に恵まれました。
本州の北の果て、この地で、日本の大動脈を支えた歴史、驚きの「国道」、そしてもちろん、あの名曲の感動を体験。強風の中にも北の果てならではの心地よさを感じた、熱い(?)旅の記録をお届けします!

歴史の深さを体感!青函トンネル記念館

竜飛岬の旅のスタートは、青函トンネル記念館から。ここはかつて、青函トンネルの本州側作業基地だった場所です。
目玉は、当時の作業坑を利用して地下深くへ降りるケーブルカー「もぐら号」!海底駅として知られた竜飛海底駅は一般公開を終えてしまいましたが、当時の作業の様子やトンネル建設にかけた人々の情熱を展示で感じることができます。
地下へ降りると、ひんやりとした空気と共に、日本の土木技術の凄さと、壮大なプロジェクトを成し遂げた人々のロマンを感じました。もし海底駅が残っていたら、本当に海の下にいるんだという実感がもっと湧いたかもしれません。しかし、日本の大動脈の誕生の裏側に触れられただけでも、十分すぎる感動でした!

車が通れない!日本で唯一の「階段国道」

記念館のすぐ近くで見つけたのが、かの有名な「階段国道」!ご存知ですか?ここは国道339号線の一部で、なんと車両通行止め、歩行者専用の階段になっているのです。全国に数ある国道の中で、唯一車が走れない区間だというから驚きです。
階段を上り下りしながら、「どうしてここが国道に…?」と考えてしまうほど急でユニークな道。まさに「お役所仕事の結果」という話もあるそうですが、地元の方々が丁寧に整備されているのがわかります。
階段の途中から見える津軽海峡の景色は格別!風を感じながら「日本の北の果てにいるんだ」ということを強く実感できました。

誰もが押したい!石川さゆり「津軽海峡冬景色」歌謡碑

そして旅のクライマックスは、竜飛岬のシンボルともいえる「津軽海峡冬景色 歌謡碑」です。
岬の突端、強風が吹きつける場所に立つ歌謡碑。その中央にある赤いボタンを迷わずプッシュ!すると、津軽海峡の波音と風の中に、あの石川さゆりさんの情感あふれる歌声が流れ始めました。
🎵 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと〜 🎵
私が訪れた日は、歌の情景とは対照的な抜けるような快晴で、目の前には津軽海峡の深い青と、遠く北海道の山並みがくっきり!強風で寒かったですが、この絶景と歌声のコントラストが、なんとも言えない北の果てのロマンを演出していました。心地よい強風に吹かれながら、静かに聴き入る時間は、竜飛岬が持つ感動を共有しているような、素敵な瞬間でした。

辻 元気
青函トンネルの歴史の重み、ユニークすぎる階段国道、そして名曲の感動。竜飛岬は、津軽半島最北端という地理的な魅力だけでなく、歴史と風土、そして文化が濃密に詰まった場所でした。
津軽半島を訪れる際は、ぜひこの風の強い岬まで足を延ばしてみてください。石川さゆりさんの歌声と共に、きっと忘れられない景色と感動が待っていますよ!

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