Back to Index

Interview #02

創業から15年、Re:designが求める未来の姿

Re:designで活躍する社員の想いを届けるインタビュー。

第二回目はRe:designの創業メンバーの磯と増子が、創業から15年間での様々な経験を踏まえて考える、Re:designでの仕事への取り組み方、求めている人物像についての対談をお届けします。

取締役 磯 大將 Daisuke Iso
テクニカルディレクション、フロントエンド、バックエンドを担当。
建築系の大学に進み建設会社に就職し建築設計の業務に携わってたが、Webサイト制作の面白さを知りフロントエンドを学びRe:design創業メンバーとして入社。
取締役 増子 力 Isamu Masuko
Re:designの創業と同時にWeb業界に飛び込み、前職の営業畑で培ったコミュニケーション能力と持ち前の明るさを武器に、ディレクターとして日々お客様のためのWebづくりを提案。

まず、Re:designはどんなことをしている会社ですか?また、どんな職種がありますか?紹介をお願いします。

増子:アールイーデザインは簡単に言うと、企業のホームページ制作をしている会社でそれを中心にパンフレットや名刺、ポスターと言った紙媒体から、ロゴ、であったりとか、看板のデザイン、のような各種デザインも手がけています。
ホームページ制作がメインに始まった会社で、最初は地元の企業様を中心にホームページを作っていたわけですが、今ではホームページだけではなく、お客様の課題を解決するためにさまざまな仕事をいただいています。

磯:変わったところで言うと、カーラッピングとかフライングバナーとかも最近は手がけているね。

増子:とにかく世に出ているモノは、ほぼ出来るのではないかって。
ただ、印刷会社や看板会社ではないので、印刷したり施工したりはせずに“デザイン”を作っています。

磯:制作物としてはお客様のご要望に応えるって感じだね。
お客様から言われたことをただカタチにするのではなくて、本質的に求められるものをヒアリングして不要なものは不用、プラスアルファで必要なものをご提案するなど、アールイーデザインはそれを目指しているよね。

増子:お客様の目的に合わせて、モノづくりをしていく。ご要望に応えるために、カタチとしてデザインをする。
できる、できないはあるけれど、、、なるべくお客様の色々なご希望に応えたい、というスタンスはあるよね。あとは那須塩原市で起業した、という意味合いが強いよね。創業当初は特に『地元に貢献したい!』。そもそも我々は地元出身だから、地元で働いて、地元の企業であったり地元の産業に貢献していきたい。という想いがあったよね。

磯:今でも根本にはその想いがあるよね。案件の大小に限らず、“イイもの”を作ろうという意識は変わっていない。
代表の渡辺がよく言うけれど、地元のお寿司屋さんのホームページが『日本一かっこいいお寿司屋さんのホームページに!』という勢いで取り組んでいるわけで、大手の飲食店のホームページにも負けないといった志しで作っているよね。
小さい企業は小さいなりの良さがあって、お客様側では気づかないような“会社の魅力、良さ”に気づかせてあげることも僕たちの役割であって。Webなり紙媒体なりに落とし込んで皆でカタチにしているよね。

増子:Re:designの職種は、ディレクター、デザイナー、次に、エンジニア。エンジニアと言ってもいろんな幅があるよなーっと思ってて。うちのエンジニアって何?(笑)

磯:よく言われるのは、ただコードを書くのであればプログラマー。
自分の思うエンジニアって、もちろんコードも書くけどユーザビリティをきちんと考えたインタラクションを考えたり、更新性とか汎用性を考えたコードを意識したり。
CMSだったら運用面をきちんと考えた設計をするのがエンジニアかな。

増子:やっぱりそこで設計はするんだ!

磯:する!複雑なCMSでも関連性とかを無視すれば構築自体はできるんだよね。
でもそうすると、更新しやすいの?とか新しい問題が出てくる。
更新しづらいシステムだとユーザー側に負担がかかって使ってくれなくなっちゃうから。
お客様やディレクターからの要望に対して、運用面での観点からどうシステム設計すればいいかを考えて提案する。

増子:そっか。だからこそ細かい相談はするよね。

磯:いろんなアプローチがある中で最適解を探していく。
エンジニアとして、システムの最適解を見つけるということを意識している。
きっとこの考えはデザイナーも一緒だと思う。

増子:そうだよね。デザインの見せ方とか。

磯:流れ的には、ディレクターがお客様から要望をヒアリングして最適解を提案する。デザイナーはそれを受けて最適解をデザインに落とし込む。そこからエンジニアにバトンが回ってエンジニアとしての最適解を出す。という。

増子:主なうちのポジションとしては、デザイナーとエンジニアというところの制作班がいて、プロジェクトを進行するディレクターがいるよね。

磯:ディレクターがしっかりお客様の要望を聞いて、提案をして情報を整理するわけじゃん。それがあってこそだよね。

増子:ディレクターはお客様と直接話をして、お客様の要望を伺う。要望や要件は言語化してしまえば共有できるんだけど、ディレクターの役割としてはお客様の熱量とかそういったものを持ち帰ってしっかり社内の制作チームやプロジェクトの中に浸透できるか?ということが一つ命題なのかなと思ってて。だからディレクターが持ち帰ってきたものに対して、プロジェクトチームのデザイナーやエンジニアに共有して、お客様も含めてプロジェクトが一体となって進めばイイものができるのではないかな、と思うし。
“イイもの”を作ろう、とは誰しもが思っていることだし。お客様だって我々だって思ってて、ただ、その“イイもの”を作るためのきっかけとなるマインド的なところはディレクターから作っていけるのかなって思う。だからディレクターって仕事は、そう言ったマインド的なところも含めて、プロジェクト全体の総指揮を取る役割だよね。

では、Re:designではどんな人が活躍していますか?

磯:うちのValueに掲げているような、自分の仕事に誇りを持っている人。感謝の気持ちを持っている人。
...これはどちらかといえば、求める人物像にもなるかもね(笑) これは後に話します。

増子:うん、でも基本的には同じようなことだよね。

磯:でも、みんな学ぶ意欲は高いかなって思うね。

増子:常になにかを学んで勉強して。というのはこの業界が日進月歩というか、常に新しいものが出てくるし、スピードも速い。こういうところは15年前から変わってないのかなって思っていて、特に我々の業界は新しいものなどに常にアンテナ張っていかないといけないから、やっぱり活躍出来るって人は常にインプットしてアウトプットしてたりしている人なのかなって。

磯:みんなプライベートは充実しているけど、その中で無意識に身の回りのものをデザイン視点でみてたりインプットしているかもね。
エンジニア視点だと、よく電光掲示板を見て思うんだけど、「これどうやって作っているのだろう?」とか(笑) これを例えばJavaScriptで書くのであれば、こうかな?とかとか考えてしまうかも。

増子:モノ作りをする人って、これはどうできているんだろう?だとか、デザイナーであれば、フォントがこうだとか色味がこうだとか考えるよね。
ディレクターであれば、私生活でもっとも気にしているのは効率かな!一回で済ませたい、と言うのは凄く出る。一度冷蔵庫にいって物を取って、「あー、マヨネーズ忘れた・・・」ってまた戻ることとか(笑) すごい無駄な時間だったな〜。って。

磯:だったらその前にこれとこれを取っておけばよかったとか。なんでこの考えにいたらなかったのかとか?

増子:そう、そこ!食卓にブロッコリーがある時点でマヨが必要と気づくべき・・・なんで至らなかったのか・・・(笑)

磯:わかる!それは自分も考えるわ。

増子:仕事をしていく中でのスキルの一つとして、時間の配分というか、作業効率というのは絶対的にあるよね。

磯:それもみんな持ってるよね。自分のスキルから現在行っているタスクを完了させるにはどのくらいの工数がかかるかを把握した上で自分のスケジュールと他のタスク状況を考えながら今これやるよりもこっちの方をやった方が良いよねって。

増子:無駄が嫌いになるよね。もちろん無駄な事も必要という場合もあるんだけど、無駄なことは無駄な事だって思うようになっていくね。
やっぱり、こういうことを意識して頭をフル回転させて業務に取り組んでいる人たちは、うちで活躍しているのかな。
あとは個性的でクリエイティブな人!そういう人たちが活躍しています。

そんなRe:designで活躍している人ですが、ずばりRe:designに求める人物像とはなんでしょうか教えてください。

磯:弊社のValueに共感できる人。自分の仕事に誇りを持ってる人。
お客様に対してだけでなく社内に対しても感謝の気持ちを持って謙虚であること。
『自分はすごいんだ!』って思っている人であればそこで成長が止まってしまうかもしれないけれど、謙虚であれば学習し続けるだろうし前向きに挑戦するよね。

増子:本当にそうだと思う。謙虚で前向きな気持ちで、リスペクトを持って。
あと私が求める人を一言で言うと、細かいところまで気づく人。これは、職種関係なく。あっ!そこまで気にしてくれたんだっていう仕事をする人。言われたことは、もちろんやるけれど、言われていない事もプラスアルファでやってくれている、とか。

磯:指示されているところだけ対応するのではなくて、全体を俯瞰してみて「ここも関係するかも?」ってところを見つけ出してしっかり伝えることができる人は必要だよね。

増子:この仕事ってプロジェクトごとにチームというものがあるわけで、一見、デザイナーという個、エンジニアという個、に見えがちだけど、モノづくりって1人ではできないものだから、チームで動けるって面白さがあると思うんだよね。チーム=チームワーク(協調性)が必要になってきて、結果、人へのリスペクトとか、謙虚さとかにも繋がるのかなって。

磯:結局、チームとして最終的にどのようなモノを作りたいか共通認識として設定しておく。
そこに対して各分野でアプローチしてその目標に向かうためにはどうしていったら良いのか?というのを考えながら進めていく。だから、そういう事ができる人を求めています。

最後に、求職者にメッセージをお願いします。

磯:自分の技術を伸ばしたい人は伸ばせる場所かなと思います。自分がこれをやりたいという事に対して、本当にやりたいのであれば会社は否定しないし、やりたいなら『それやってごらん!』って背中を押す会社です。逆に、これだけ知識と技術があるんだよという人はそれを発揮できる場所ですね。

増子:やりたい事をやらせてあげる会社は一見自由に聞こえるかもしれないけれど、自由ではなくて、やはり責任が前提にあるよね。業務時間を使ってやるわけで、ちゃんとした物を自分の責任でやってもらわないとokは出せないし、責任があるからこそ正直厳しい環境だと思う。ただ、やりたいと言うものに対する情熱と具体性や計画性があれば、はじめからは突っぱねることはしないでしっかり目を通すのでチャレンジができる会社ですね。

磯:やるからには、ちゃんとやってそれを会社の仕事として落とし込まないとダメだよね。

増子:少し圧があるメッセージになってしまうけど。。。
今の時代、個を大切にする時代だけど、モノづくりはいろんな役割の人間とチームで仕事をする事ができる面白みがあるから、Webサイトやシステムを使用する目的によって、様々なカタチ、見せ方があると思います。
だからこの仕事は人と人のコミニケーションが本当に重要だなと思っています。でも生成AIで今後はAIが大きな役割を担うかもしれないけど、そこも含めて可能性のある仕事だと思います。
それに私はまだまだ人間味が強く必要な職種だなって思っています。技術力とかは自分の研鑽とか勉強である程度は身につくと思ってます。でも、求める人物像の中での謙虚で真摯にモノづくりに向き合う、丁寧とか、細かいところまで気がつくとか、こういった人間力っていうのは勉強というよりは自分が意識することだと思ってます。自分の人間力を生かしたいという人も、アールイーデザインは求めているので、人間力めっちゃあります、と言う方は、ぜひチャレンジして欲しいかなと思います。(笑)

磯:未経験でも、自分たちで学ぶ人たちは学ぶし。言い方が強くなってしまうかもしれないけど、会社であって学校では無いから。
会社で教えてもらう、というスタンスではなくて自ら学びにいく。と言う人たちが欲しいです。(笑)
『学ぶ意欲を持ってください!』なのかな。入り口はそういう人たちに対しては常に開けっぱなしにしています。

  • Inteview・Photograph:弓座 真希

Contact us

ホームページやインターネット広告などに関するご相談、
ご質問などお気軽にお問い合わせください。
お見積りやご相談はすべて無料で承ります。

Tel:0287-69-6283(9:00-18:00 土日祝祭日を除く)