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Interview #05

音楽が好き、モノづくりが好きだから続けられる、ドラマー兼エンジニア

Re:designで活躍する社員の想いを届けるインタビュー。

第五回目は齋藤による、Re:designのエンジニアのこと、働く上で大切にしていること、入社したきっかけについてのインタビューです。

エンジニア 齋藤 高充 Takamichi Saito
宇都宮や都内を拠点に活動中のsaidというバンドのドラム。
前職では飲食店勤務しその傍らフロントエンド業務に興味を持ちマークアップを学び始め、2018年11月にRe:designに入社。実装を担当。

まずはじめにRe:designのエンジニアとはどんな仕事ですか?

主な仕事内容は、Webサイトの実装になります。
エンジニアと言っても、その中にも複数の業種がありますよね。
例えば、サーバー関係の開発や保守をしている人だったりとか、自動車の自動運転技術を開発している人だったりとか。
弊社では、Webサイトを制作しているので、主に「HTML」、「CSS」、「JavaScript」、「PHP」等を使用した業務をしています。

1日の業務の流れを教えてください。

基本的には「Webサイトを0から作る」という大きな仕事をメインにしながら、弊社で担当しているお客様のご依頼に応じて都度Webサイトの修正業務をしたりしています。
例えば、テキストや画像の差し替え、新しいページの追加等ですね。突発的に対応する場合もあり、多い日でメインの業務と別の作業(10分単位〜1時間程度のもの)が5つくらい入ってくる日もあったりと、日によってタスクの量は違いますが、基本的にマルチに動いています。
また、実装を進めていく上でサイトの仕様の認識のすり合わせをするためにデザイナーやディレクターと社内打ち合わせをしたりもしています。

エンジニアとして働く上で、大切にしていることはありますか?

自分の中でのこだわりで言うと、、、デザインを忠実に再現して実装する!ということです。

経験を重ねていくうちに“ピクセルパーフェクト”というものを知るようになってから、Webサイトを実際に実装してみてデザインと見比べてみた時のズレが気になるようになりました。
(テキストの行の高さによって3〜5pxくらい上下の余白感がズレてしまった時等)
ほんの少しの余白感の違いでも見え方が違いますし、その少しの違いにデザイナーのこだわりが詰められていたりするものだと自分は思っているので極力ですが、デザインに忠実に実装することを意識しています。

またアニメーションについては、そのWebサイトに合ったイージングをつけることを心がけています。ゆっくり始まってゆっくり終わるとか、最初はゆっくりふわっと始まるけど中盤に差し掛かると段々と速くなっていくとか、動きの調整を細かく試してみてそのWebサイトに合った心地良い動きを見つけていくことを意識しています。ゴージャスな雰囲気を出したいサイトであれば気持ちゆったり目にして上品に見えるように表現してみようとか、先進的なイメージを出したい場合であれば気持ち速めに表現してみようとか。。。
デザインのイメージを擦り合わせて表現していくことにもこだわっています。
基本的には、デザイナーから「こんな動きにしたい!」と指示をもらうことが多いのですが、実装者におまかせの時もあります。その時にはWebサイトのデザインを見た印象とか、お客様の推していきたいイメージ、コンセプト等から力強いだとか、優しいとか、そういったイメージを汲み取ってアニメーションをつけています。
そのためには、普段からのインプットも重要になってくると思います。よく色んなギャラリーサイトを見たりとか、X(エックス)で制作会社さんの「Webサイトの実装を担当しました!」というポストをチェックしてみたりして、普段から様々なWebサイトを見るようにしています。

機能的な面に関しては、コンセプトやデザインではゆったりしたイメージだとしても、そのWebサイトがECサイトだったとしたら、ゆったりとした動き等の沢山のアニメーションをつけてしまうと機能面でユーザーが離脱して購買率が下がってしまう可能性があるということを考慮した上で本当にそのアニメーションが必要なのかを考えたり、中々気づきにくい内部機能的な部分やユーザーによる想定していない操作によって、こちら側が意図していない挙動になってしまうことを防ぐため、情報設計の段階でなるべくそういった懸念点をあらかじめリストアップして潰しておくことを心掛けています。
とは言いつつ、まだまだ実装している最中や後出ししてしまうこともあり、最初から全部詰め切れていないこともありますが。。。優秀なエンジニアというのは、最初からデザインを見た瞬間に懸念点を全部洗い出すことができると思ってます。例えば、「ここの挙動はどうなっているか?」をデザイナーやディレクターに細かく聞き出して、「こういう挙動になるのだったら、ここの部分もデザインが必要になるよね。」というようなやりとりを実装を始める前からできるエンジニアを目指したいです。

“言われたこととか目に見えることだけをやる”というのは、仕事だけでなく他のことにも言えると思いますが、、、それって結局、回り回って自分のためにならないと思うんです。後で「これはどうなっているの?」と他の人から質問された時に気付いた部分があると、その都度の対応になってしまい自分が困ることになるので、なるべくそこは自分から気付いていくべきだと思っていますね。

ただ見た目がかっこいいとか可愛いだけではなくて、機能的・使いやすさも重視して考えて動きをつけたりユーザー視点で実装することをこれからも意識していきたいです。

Re:designに入社したきっかけを教えてください。

自分が「エンジニアになりたい」と思って、行動したことがきっかけでRe:designに入社しました。

アールイーデザインに入社するまでは全く別の業種に就いていて、「Web業界で働きたい」「エンジニアになりたい」と決意してから自分なりに思い切って行動をしていきました。

まず、前職の飲食業を辞めて完全にフリーな状態になり、この業界の仕事に適応できるかどうかを試すために労働時間に合わせた環境を自ら作って、平日1日8時間カフェ等に通って作業(勉強)をしてました。会社に入る前に、自分でチャレンジしてみて向いているかどうか、まず試してみることが大事だと思っての行動です。
実際に就職して何年か続けてみてこの仕事に向いているか向いていないかを考える方もいるとは思うのですが、自分の場合それができなさそうだなと感じていて。。。
それを先に自分の中で解決しておきたかったということもあり、半年間くらいその生活を続けていましたね。
また、業界未経験というところが一番、採用にあたっての壁になってくる部分だと思い、アールイーデザインに入社する前に人材派遣のサービスに登録したり、クラウドソーシングで仕事を受けたり、自分のポートフォリオサイト制作に励んでいました。
その頃に制作したポートフォリオサイトのお問い合わせフォームに、代表の渡辺から「うちで働きませんか?」という、お誘いのメールが届いて。面接を経て、今に至ります。

それこそ先程の話に繋がりますが、最初の頃はフィードバックをもらってからも余白がデザインと違ったりとか、10px以上ズレていても気付いてなかったりとか、フォントサイズが違うとかありました。。。そういう段階から経験を重ねて少しずつ出来るようになっていった感じです。この経験を通して改めて、“恐れずにチャレンジすること”や“行動”の大切さを痛感しました。

アールイーデザインに入って良かったと思うことは、入社して3〜4年程経った段階で同じ時期に他の制作会社に入社した友人からの情報を見たり話を聞いた時に、その人たちと比較するとスタートは同じタイミングだったのに技術の差がすごく開いたと感じた出来事があって。
アールイーデザインだからこそ、自分の技術力を上げられたのかなと。成長環境が整っていることを改めて感じました。高水準な環境で働くことで、はやい時間で成長できることに感謝しています。

少しプライベートのことも聞かせてください。齋藤さんといえば、バンドマンということ!仕事とバンドの両立は大変ですか?仕事とバンドの両立の秘訣等ありましたら教えてください。

両立は大変ですが、両方とも好きだからできているんだと思います。

バンドの練習は、『LOVE SOUNDS STUDIO』というスタジオに通っています。宇都宮事務所から徒歩20分くらいで、近くてありがたいです!(笑)
基本的には、週末の金・土・日でスタジオ入りしてることが多いです。バントのレコーディングが入ったりライブが近い日には、平日でも仕事が終わり次第、速攻でスタジオに入ってますね。だいたい19時〜23時くらいとか、3〜4時間はスタジオが休みの月曜以外はスタジオに入ったりしてます。それから帰宅してご飯食べて、、、少しハードな生活を過ごしているかもしれません。
仕事もバンドも忙しい時の両立は難しいですけど、でもやっぱり好きだからできているんだと思います。仕事もバンドも両方とも本当に楽しいです!
けど、両方とも楽しいだけではなくて苦労する部分もあったりするのですが、それ以上に「やっていて良かったな」と思える事が大きいですね。
例えば、仕事だったら「このWebサイトに携われて良かったな」とか「この実装を自分1人で出来たの良かったな」とか思えたり、バンドだと「アルバムを作れて良かった」とか、2023年でバンドが10周年になるんですけど「10年もやってこれて良かったな」とか。
苦労面よりもやりがいが上回るので両方とも続けられてますね。

ありがとうございます!では最後に、求職者にメッセージをお願いします。

自分は宇都宮事務所に所属していますが、立地面のメリットとして、宇都宮の大通りにあり駅から徒歩8分に位置しているため、駅近で県外からの通勤も便利という点やバス停が近く雨の日でも通勤しやすいという点、周りに多くの飲食店が点在していてお昼ご飯時に困らないという点だと思います。あとは、週末働いた後に飲みに行くにも飲み屋街が近くにあり(笑)とても賑やかな環境で、生活面での利便性が高いと思います。
Web業界で活躍していきたいと思う方、ぜひ宇都宮で一緒に働きましょう!ご応募お待ちしております。

  • Inteview・Photograph:弓座 真希
  • バンドPhotograph:タカギタツヒト

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