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Interview #04

好きならやる、好きだからやれる。やりたいことを真っ直ぐに追求するデザイナー

Re:designで活躍する社員の想いを届けるインタビュー。

第四回目は小倉によるRe:designのデザイナーのこと、働く上で大切にしていること、入社したきっかけについてのインタビューです。

デザイナー 小倉 沙萌 Saho Ogura
システム会社に約5年程勤務したのち、2022年7月にRe:designに入社。
Webサイトやグラフィックのデザイン、実装を担当。

まずはじめにRe:designのデザイナーとはどんな仕事ですか?

他の制作会社でデザイナーをやったことないので、どんなかと言われると少し悩みますが、主な業務内容は、ディレクターが考えた構成案を読みやすく・見やすく設計することです。
ただかっこよくいい感じに要素を置いていくのではなく、全体の内容を読み取って、クライアントが何を伝えたいのか、また、どうすればユーザーに伝わるかを考えて画面をデザインしています。

1日の業務の流れを教えてください。

朝は9時に出社して、まずは社内の掃除をします。
その時間(15分くらい?)で社員間でほのぼのコミュニケーションを取りながら、寝ぼけている頭を少〜しずつ覚醒させていきます。
掃除が終わったら、気を引き締めて1日の業務内容を確認・整理して業務に取り掛かります。
私は実装もデザインもどちらもやるので、作業は日によって様々です。
実装メインの日もあれば、デザインメインの日もありますし、いい感じにどっちもやる時もあります。
上司や先輩にわからないところは聞きながら毎日コツコツ黙々......と仕事しています。
お昼休憩はその日の気分や仕事内容で変わりますが、いつも大体12:30くらいから1時間ほど休憩をとります。外食したり、家に帰ったり、皆と話したいから会社で過ごしたり、自由に過ごしてます。
お昼でリフレッシュした後は、引き続き作業に取り掛かります。

デザイナーとして働く上で、大切にしていることはありますか?

「たくさん考えること」と「人に説明できるデザインを作ること」を大切にしています。

言葉を考えることが苦手なので、だいぶざっくりした回答になってしまいました(笑)スミマセン。
考えるって何よ?って感じですが、私はよく、仕事でデザインをしたことがない人に「お願い!チャチャっとやってよ〜」とか「センスあるの羨ましい」って言われる機会があるのですが、デザインってとっても難しいんです。それに私、特にセンスないですし(汗)
何が難しいって、ただ直感的に要素を置いているのではなく、例えボタン1つだとしても、”要素”を配置するってことに神経を使うからです。他にも、フォントとか配色とか余白とか......挙げればキリが無いくらい頭を使う項目が多いです。たった1ページのサイトのデザインをやるのにも結構時間がかかって、頭が痛くなることもしょっちゅうです。
それに、世の中に全く見た目が同じサイトって存在しないと思いませんか?
似たようなサイトはあるかもしれないけど、よく見ると全然違う。それぞれに“良さ”があります。
それってきっと、プロのデザイナーがたくさん考えて作っているからだと思います。
だから私も「なんとなく置いてみた」ではなくて、そのサイトの“良さ”がきちんとが伝わるように、たくさん考えて、ここに配置すると目線の流れが〜的な感じでちゃんと人に説明できるデザインを作ることを大切にしています。まぁ、直感も大事な時もありますけどね(笑)

あと多分、前職がシステム系で、業務でたまにシステムの設計もしていたので、自分の中に“考えて作る”が根付いてるのかもしれません。

ちょっと話がそれますが、システムでは「綺麗な画面」よりは「使いやすい画面」が好まれます。基本的にスクロールはしないで一画面に収めるデザインだったので、入社したての頃は、スクロールありきのデザインが全く出来ませんでした。祐樹さん(代表の渡辺)によく『オグちゃんはさ、大胆にモノを置けないよね。無理に収めようとしなくてもいいから。実際にはデバイスによって全然違くもなるし、もっと大胆に置いてみな!』とアドバイスをもらった時は「あ、そっか。Webサイトってスクロールしていいんだ......」と、ハッとなって目から鱗でした。その時の衝撃は今でも覚えています。
鱗が取れてもすぐには上手くいかず、考えても考えてもいい案が1日中全く思い付かないので、白紙のまま作業が進まない日もありました。何をしても自分が作るデザインはダサイし見づらいとずっと落ち込んだりもしましたが、祐樹さんをはじめ先輩方のアドバイスが本当にすごくて。参考のWebサイトの見方とか、マージンの空き具合の理由とか、デザインを考える“視点”みたいなのを教えていただきました。そのおかげで自分でも「成長したな」と思えることが増え、本当に周りの方々や環境に日々感謝しています。

Re:designに入社したきっかけを教えてください。

「動きのあるサイトを作りたい」「もっといろんなデザインをしてみたい!」とチャレンジしてみたくて、アールイーデザインに転職を決意しました。

県内にこだわらず色々会社を探していたところ、地元にとても高いクオリティの制作実績を載せている会社がある!と、アールイーデザインを見つけました。
実家から少し遠いですが、見つけた瞬間迷わず履歴書を送って今に至ります。
アールイーデザインが制作したサイトは、どれもいいサイトばかりで、実装もすごいアニメーションとかが格好良くて、なんか、一目惚れ?みたいな。実装もデザインも両方やりたかったので、とにかく見つけた時に「ここで仕事がしてみたい!」と強く思いました。同時に、せっかく転職するなら、しっかりキャリアアップできる会社に入りたいと、期待も込めて履歴書を送りました。

実際に入社して良かったと思うことは、デザインや実装についてしっかりと教えてくれる先輩がいるということです。今まではアドバイスをいただける機会が少なかったので、アールイーデザインに入社してから知れたことがたった1年でもたくさんあって、日々勉強になって楽しいです。

逆に、入社して難しいなぁと思ったことは、先輩方のスキルが高すぎて自分が少し卑屈になってしまうことですね(笑)私は幼い頃から他人と自分をものすごく比べる癖があるので、大人になった今でも「うぇ〜〜」って頭抱えてしまうことがあります。あの人だったらこうするんだろうなぁ......みたいな。完璧に被害妄想ですけど(笑)
できたところはしっかり評価してくれる会社なので、そこまで卑屈になることはないのですが、こればっかりは性格なので......どうにもならない悩みですね!でも、逆に言えば、卑屈にならなくても済むくらい勉強して、ちゃんと自分の足で立って先輩方と肩並べるようになっていきたいな、と思います。
アールイーデザインには、リスペクトできる社員がたくさんいますし、中でも特に憧れているキヨさん(渡辺清彰)ぐらい実装もデザインも一人でできるように頑張ります。

少しプライベートのことも聞かせてください。休日はどんなことをしていますか?

ゲームやったり、映画を観たり、愛猫を眺めたり...一日のんびりして過ごすことが多いですね。

ゲームがとても好きなので、1日中ご飯を食べないでやって、画面の見過ぎで頭痛くなっても薬を飲みながらずっとやってます。もう病気かも。
映画は、オールジャンル観ます。特にインド映画が好きで色々観てます。
実は、転職を考えたきっかけの一つにインド映画から影響を受けたということもあります。『きっと、うまくいく』という映画を観て背中を押されました。インド映画では有名どころなので、知っている方が多いかもしれません。映画を観ながら「結局は自分次第だよね。」とボロ泣きしてました。挿入歌もとても良くて、本当に素晴らしい映画です。
転職しようか悩んでいた当時、悩んでばかりで中々実行できなくて。でも映画を見て、「悩んでる暇があるならやらなきゃ損だ!」という気持ちになりまして。この映画のおかげで今アールイーデザインにいると言っても過言ではありません(笑)
あと、映画は“表現”のストックにもなっています。タイトルやアニメーションとか参考になりますし、最近超お気に入りの『RRR』という映画も、冒頭の主人公の各人物紹介の時の“R”がすごい格好良いです。色々な映画を見ておくと、考え方が広がったり、アイディアのストックになったり、いつかどこかで自分のデザインに使えるかもしれないと思いながら観ています。また、映画を見ることで価値観も広がるというか......デザイナーは柔軟な考え方が大切だと思っているので、映画見たり音楽聴いたりイラスト見たり、休日は様々な作り手の想いに触れてのんびり過ごしてます。

それと映画とゲーム以外では、たまに外をフラフラ散歩してます。
私は日光出身で、アールイーデザインに入社が決まってから那須塩原に引っ越しました。
日光と那須塩原は、気温が似てるので過ごしやすいです。雪も同じくらい降りますし。散歩して気付いたことは、那須塩原には「ご飯屋さんがたくさんある」ということですね。しかも“スタバ”もある!!私の地元はスタバがないので、スタバがあるだけで栄えてる感じがします。あと新幹線も通ってるのも便利ですね。会社から駅が近いので、電車通勤の方も通いやすいと思います。宇都宮事務所も出来ましたしね。駅と国道が近いからか、会社付近にたくさん美味しいご飯屋さんがあるので、お昼が楽しいです。教えてくださる先輩方に感謝です!

では最後に、求職者にメッセージをお願いします。

自分の好きなことにとことん挑戦してみてください。
中には年齢とか色々気にしてしまう人もいるかもしれません。それもわかります。ただ、私のモットーは「泣いても笑っても息吸って生きてる限り年は取るし、悩んでたって死ぬときゃ死ぬ」です。10年後、20年後......もしかしたら死ぬ間際、布団の上で「あの時やっとけばよかった」なんて悲しい後悔するなら、今した方が良いと私は思います。それに、デザイナーに向いてるとか向いてないとかそんなのやってみないとわかりません。好きなら挑戦してみてください。それで、もし嫌だったら辞めればいいんです。1度しかない自分の人生、やりたいことやってみましょう。もし入社した際には、応援するのでとりあえず一緒に頑張りましょ〜。

  • Inteview・Photograph:弓座 真希

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