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例のオウンドメディア(第一回)

ディレクターの渡邉です。あ、3人目のワタナベです。
いよいよ暖かくなってきましたね。春です。学校でも企業でも出会いと別れの季節、そしてピカピカの1年生やキラッキラな新入社員が入ってくる華々しい季節でもあります。新入社員の皆様はこれからいろんな部署に配属され、そこで専門的な知識や技術を身につけていくのではないでしょうか。
さて今回は、「会社に入って広報任されたけど右往左往!」とか「社内Web担当になったけどどうすればいいの!」とか「春だし会社の情報発信していきたいけどやり方わかんない!」などなど、そんな皆様の一助となるようなWebマーケティング的な記事を綴っていきたいと思います。
題して「例のオウンドメディア」!もうわかりますね、オウンドメディアです。えっ?オウンドメディアよくわからない?大丈夫、googleで調べなくてもこのページに書いてありますよ!

オウンドメディアってなに?

「オウンドメディア」
聞いたことある方も、ない方もいると思います。Webや広告業界の方々は馴染みあるワードなんですが、それ以外の方々にとってはよくわからない言葉だと思います。
ではオウンドメディアってなんなんでしょう。
オウンドメディアって英語だと「Owned Media」と表記するんですが、簡単に説明すると、「Owned = 所有する」メディア、つまり「自分(自社)が所有するメディア」と言い換えることができます。
ん?そしたらWebサイトだって自社で持ってるし、会社で出してる会報誌とか、カタログとかパンフレットとか広告入りポケットティッシュとか媒体は違えどメディアはメディアだし、それだってオウンドメディアになるわけ?・・・そんな声が聞こえてきそうですが、いやでも、はい、その通りです。広義の意味では自社がなんらかの形で発信しているメディアであれば「オウンドメディア」と言うことができます。もう一度言います、広義の意味では。

Webマーケティングとしてのオウンドメディア

自社発信のメディアがオウンドメディアと言えるんですが、昨今マーケティング界隈で注目されている狭義の「オウンドメディア」は、具体的端的に言ってしまうと「ブログ」です。これに少し付け足しして「企業(もしくは個人)が自分たちで運営するブログ形式のWeb上のメディア」がオウンドメディアと言われています。

つまり定義するとこんな感じ。

  1. 発信したい情報がある
  2. 情報を取得してもらいたいユーザー目線でコンテンツ化する
  3. Web上で(ブログのように)発信する

以上の3つの属性があるものが、最近注目を集めている「オウンドメディア」と言われるものです。
大事なことがありました。「ユーザー目線でコンテンツ化」です。つまりこれは何かというと、いくら企業側が発信したい情報があっても、ユーザーが知りたい!読みたい!と思えるような情報でなくては、オウンドメディアとしてはあまり価値がないということになります。発信する情報は見る側のユーザーにとって役立つ情報ではなくてはダメなのです。

まずは見てみよう、たくさんのオウンドメディア

たらたらうんちくのようなそんな感じのお話になってしまったのですが、百聞は一見にしかず(…便利な言葉だ)、オウンンドメディアは見た方が早いので代表的なものを実際に見ていきましょう!

1 BASE U

誰でも簡単にネットショップが運営できると話題のサービス「BASE」。そのBASEがオンラインショップ開発・運営・販促のノウハウを多数の視点から掲載しています。ユーザーが迷わないように、「ショップを開設したらまず読もう」などきちんとカテゴリーにわけてわかりやすい導線設計がされていることも魅力です。自社サービスへの流入が目的と考えられます。

企業名:BASE株式会社
メディア名:BASE U
URL:https://baseu.jp/

2 LIG

みんな大好きLIGブログ。オウンドメディアとしては代表的なものですね。Web関連を中心に役立つコンテンツとギャグとユーモアの間隙を縫う素晴らしいコンテンツがたくさんあります。オウンドメディアで一つの事業が回っており、制作案件もほとんどがブログからの流入だそう。オウンドメディアの覇王といったところでしょうか。

企業名:株式会社LIG
メディア名:LIGブログ
URL:https://liginc.co.jp/

3 弁護士ドットコム

法律関連の膨大なコンテンツが掲載されています。日常生活ではあまり法律関係の情報は取得することは少ないのですが、いざという時に役立つコンテンツが満載となっています。関連する記事のカテゴリ分けや、得意分野の弁護士紹介などユーザーにとって非常にわかりやすい構成です。弁護士相談への流入が目的と考えられます。

企業名:弁護士ドットコム株式会社
メディア名:弁護士ドットコム株式会社
URL:https://www.bengo4.com/

4 サイボウズ式

グループウェアを中心としたソフトウェアの開発、販売を行っているサイボウズ株式会社。そんなサイボウズが運営しているオウンドメディアでは、「会社・組織」、「働き方」から、「生き方」、「家族と仕事」と仕事人としてのあなたと家庭人としてのあなたを支えてくれるような、そんな情報を幅広く取り上げています。役立つ情報だけでなくインタビュー記事があるのも特徴的。見せ方にもこだわりセリフっぽくあしらわれているので読みやすく感じられます。

企業名:サイボウズ株式会社
メディア名:サイボウズ式
URL:https://cybozushiki.cybozu.co.jp/

5   MOL

弊社で制作させていただいた地元企業、鈴屋のオウンドメディア「MOL」。人生の節目に関わる事業展開をしており、結婚や出産などにまつわるあれやこれやのお役立ち情報を掲載しています。そのほかには地元那須の観光情報や食事情報など、那須に遊びにきた人が見ても楽しめる内容になっています。

企業名:株式会社鈴屋
メディア名:MOL
URL:https://szy.co.jp/mol/

ここに載せたのはほんの一部で、世の中にはまだまだたくさんのオウンドメディアがあります。各企業のカラーが如実に表されているのも面白いんですが、最終的な狙い、どこにコンバーションをつなげているんだろうとか考えながらみるのもとても楽しいです。ぜひ見てみてくださいね。

ひっそり、弊社のオウンドメディア

ここまで読んでいただいた方はピンときているかもしれないんですが、この記事を表示している弊社のブログもオウンドメディアなんです。目からウロコの役立つ記事はこれからどんどん更新されてくるはず。ええ、きっと!うん、必ず!

企業名:株式会社アールイーデザイン
メディア名:Re:Blog
URL:https://www.re-d.jp/blog/

まとめ

オウンドメディア特講「例のオウンドメディア」第一回目、いかがでしたでしょうか。オウンドメディアに掲載する記事はとにかく「役に立つ!」ということを念頭に書くことが重要です。でもこの「役に立つ!」っていうのが難しいんですよね〜。第二回では、少し踏み込んでオウンドメディアの目的と、「役に立つ!」記事について考えを巡らせてみたいと思います。それではみなさん、ごきげんよう・・・。

あ!言い忘れました。もちろん弊社でもオウンドメディア制作できますからね!気になった方、運用してみたいと思った方!話を聞いてみたいでももちろんOKです!ぜひお問い合わせください〜!

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