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デザイン研究〜色の心理学〜

こんにちは!
「デザイン研究」と題しまして、普段から自分がデザインについて勉強していること、デザインについて学んだ情報などの発信としてブログを書かせていただきます!

さっそくですが、このブログを読んでくださっている皆さんには、好きな色はありますでしょうか?
人により「ビビットカラーを見ると元気が出るから好き!」でしたり、「パステルカラーの落ち着ついた雰囲気が好き」など、様々あるかと思います。

色から人が受ける心理的な印象・イメージについて前から不思議に思っていたことがあり、詳しく調べてみまして(色の心理学について書かれている本を読んだり、色について調べて学んだ知識など)今回は「色の心理学」として、自分が面白いなぁと感じたことを書かせていただきます〜!

そもそも色ってなに?

そもそも色ってなに?という話なのですが、こちらは分かりやすい説明があったので、そちらのリンクを添付させていただきます!少し科学的な話になりますね!

「Canon Global キャノンサイエンスラボ・キッズ 色ってなに?」

https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_04_01.html

色の不思議

本に記載されていた内容や調べて分かったことなど、面白いと思ったことをいくつかピックアップし、ご紹介します!

色の軽重感

まず、色の「軽重感」についてです。
色の、重さ、軽さという話なのですが、日常で私はそこまで感じたことはなかったのですが、色は明度により、軽く見える、重く見えるという特徴があり(白は最も軽さを感じさせ、黒は最も重さを感じさせる色)そして、その軽重感を活用し、仕事の効率アップに繋がった例もあるそうで、それが、引越し業者の段ボールの色だそうです。引越し業者の段ボールといえば茶色というイメージがあったのですが、最近は、白い段ボールを見かけることが増え、その理由の一つとして、見た目だけでも軽さを感じさせることで、引越し業者の疲労感の軽減と効率アップを狙った結果とも言われているそうです。
そう考えると、色の効果ってすごいなと思いました!

どちらの方が重く見えますか?

使用させていただいたモックアップ


重さとは違いますが、気分を引き締めたい時に私は、黒の服を着ることが多いなと思いました。これも色の心理学…?

色の硬柔感

続いて、色の「硬柔感」についてです。
色の、柔らかさ、硬さ、という話なのですが、色は明度差によって触覚まで違って見え、明るい色には柔らかさを感じ、暗い色には硬さを感じやすい特徴があり、本に書かれていた硬柔感の例として挙げられていたのは、ベビー用品でした。ベビー用品には明るく、柔らかい色が多いですよね。赤ちゃんの肌は柔らかいので、赤ちゃんの服に柔らかい色を選ぶのは人の心理なのかな?と思いました。明度差によって触覚まで違って見えるなんて、色って不思議ですよね。

どちらの色が柔らかく見えますか?

使用させていただいたモックアップ

色の興奮鎮静感

最後に、色の「興奮鎮静感」についてです。
こちらは、色から受け取れる感情の話なのですが、色は高彩度で暖色系になると興奮感を与え、低彩度で寒色系になると鎮静感を与えるそうです。その色の特徴を活用した例が、ファーストフードです。ファーストフードの広告やパッケージに高彩度の暖色系が多いのは、脈や唾液の分泌を活発にして食欲を増進させるという狙いと、時間の経過を早く感じさせることにより、回転率を上げる狙いもあると本から学びまして、そう考えると、色にとても影響を受けて普段生活しているなぁと思いました!笑
画像を見ていただくと分かると思うのですが、暖色の方が美味しそうに見えますよね!色って不思議です!

色を知れば知るほど、楽しくなってきました〜!

パーソナルカラーとは?

最近、パーソナルカラーという言葉を耳にする機会が増えた人も多いのではないでしょうか?パーソナルカラーとは、自分が生まれ持った肌や目の色から、自分に似合う色のタイプを導き出す方法でして、私も服の色などで迷ったときに、よく参考にさせていただいてる方法です!パーソナルカラーは以下4パターンに分けられるのですが、

  • イエローベース Spring Type(明るくクリアな色。明度の高く澄んだ色がぴったり。)
  • イエローベース Autumn Type(低彩度で落ち着いた色。深みのある暖かい色が似合う。)
  • ブルーベース Summer Type(グレイッシュパステル系カラー。淡くあいまいな色が似合う。)
  • ブルーベース Winter Type(はっきりとしたツヤのある色。鮮やかな色や無彩色がぴったり。)

自分にはどんな色が似合うのか、色に迷ったときには診断し、参考にしてみると良いかもしれないですね!

カラーブランディング

この内容が本やWebで調べていて、私はとても興味がありました!企業が商品を売り出す際の、カラーブランディングについての話なのですが、カラーブランディングまでしっかり練ることで、商品の認知度も上がり、売上げアップにも繋がると。色のブランディングは大切ですね!
また、カラーブランディングで成功している会社やブランドの中でも、色が愛称や通称として呼ばれている物もあり、世界的に見た例をあげると(こちらの情報は本から引用させていただきました)

  • フェラーリレッド
  • カルティエレッド
  • エルメスオレンジ
  • スターバックスグリーン
  • ティファニーブルー

など、錚々たる会社・ブランドですよね。その色を、ブランドイメージに定着させることはすごいと思いますし(どうやって色を定着させていくのかも興味があります!)色によるブランディングはとても大切だなと学びました。

デザインをするにあたり

ここまで、色の知識を学んできて、少なからず色の影響を受けて私たちは生活していると分かり、今後デザインをする際には、今回学んだことを活かしてデザインに取り組んでいきたいと思いました。

最後に

色の心理学について、学んだことをピックアップし、書かせていただきました!
最後までご覧いただき、ありがとうございました〜!

参考にさせていただいた本

他にも様々な「色」についてのことが書いてあったので、気になった方はぜひオススメです!

心理学×物理学×色彩学の研究でわかった! なるほど「色」の心理学

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