人生に、ホームフォレストを。“HAKONATURE”体験レポート!
箱根を拠点に活躍するローカルガイドたちによるユニークなプログラムやツアーの開発、おすすめコース情報の発信、コミュニティーやイベントの運営を通して、箱根のアウトドアの魅力を届けるプロジェクト「HAKONATURE」。
その拠点となる施設「HAKONATURE BASE」が4/28にオープン。
ぜひとも箱根の魅力を感じてみたい!と思い、GW中日となる5/4に妻と息子の家族3人で行ってみたので、施設のご紹介とあわせてツアー体験記をお届けいたします!
施設について
宇都宮からはロマンスカーを使って3時間半程。箱根湯本駅から歩いて7分程の自然豊かな山間にある施設。そこがHAKONATURE BASEです。
施設内1階右手側にラウンジスペースがあり、フェアトレードやオーガニックなどの観点から厳選した豆で淹れたコーヒー、箱根の天然水を使用した箱根・強羅「GORA BREWERY」のクラフトビールを楽しめるカフェが併設。おつまみはカップまで一緒に食べることができる「もぐカップ」で提供されます。
すぐさま息子はこのスペースで大はしゃぎ!ハンモックや自然をテーマにした絵本も多数揃えてあるので、小さい子供を連れていても安心して過ごすことができました。
いざ親子自然探索ミニツアーへ!
この施設ではアウトドアアクティビティの拠点機能を備えており、自然を楽しむネイチャーツアーやトレッキング、登山、ワークショップなどのプログラムを体験することが可能。(事前予約制)
1階左手側にはTHE NORTH FACEショップも併設されているので、プログラム当日でも準備を整えることができます。ちょうどこの日はとても日差しが強くたまらず帽子を購入。ショップがあってほんと助かりました!
今回はGW期間限定イベント「親子自然探索ミニツアー」へ参加。まずは箱根ビジターセンターのスタッフの方々からツアーの説明を聞きます。
味わうとはどういうこと? そんなに危険なの? と少し疑問に思いながらも、事前にいただいたシャーレーを片手に施設の裏手にある森へ探索開始です!
大人でも多くを学べる貴重な自然体験
ガイドさんが2名。参加者は15名程。
一方的なガイドではなく、各々が自由に五感を使って珍しいものを見つけたら疑問を投げかけ、それにガイドさんが応えていくスタイルでツアーは進みます。
“味わってみる”とはどういうことなのか。その謎はすぐ解けることに。
ツアー参加者の一人が「この葉っぱ何?」をいうと「これは笹といって竹の葉の仲間。ぜひ先端の新芽を味わってみてください」とガイドさんが皆に告げました。一斉に口にするとほんのりたけのこの味が!
また違う木に成っている小さな実を食べてみると、それはまるでさくらんぼの味。その木はなんと桜の木とのこと。
味で植物の分類を感じることができたなんとも不思議な体験です。
倒木などで危険な山道にもガイドさんの手をかりて果敢にずんずんと登っていく3歳の息子。あえて危険な道にしている理由は、自分で足元に注意することで普段見落としがちなものを発見することができるという意図が!
自分も足元に注意しながら進んでいくと、秋でもないのに真っ赤な落ち葉を発見。クスノキは春先になると古い葉っぱを赤く染めて落とし、夏には元気な緑色の新芽を出すとのこと。
といった感じであっという間の1時間。子供だけではなく、大人でも普段見落としがちな足元に目を向ければ、たくさんの学びがあるなんとも貴重な自然体験でした。
他にもイベントが盛り沢山!
今日の体験は1時間ほどでしたが、このHAKONATURE BASEでは他にも大人1名からがっつりアクティビティを体験したいというニーズにも応えられるようなプログラムも多数実施されています。(これからもどんどん様々なプログラムが増えていきそう)
もし機会があれば次回は日帰りではなく、1泊2日で参加したいと思います。
ぜひ箱根に訪れた際はこのHAKONATURE BASEで自然を体感ください!