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整理ができない人は◯◯ができない。

そもそも整理とは?

整理とは、乱れた状態のもの(物質・気持ちなど)を、見た目だけでなく機能面や使い勝手も重視するために不要なものを取捨選択し、整えきちんとしていくことです。散らかっているものを綺麗に並べるだけでは整理と呼びません。
「整理しろ」と言われ、斜めに置いたペンを垂直にし、散乱した資料の置く場所を変え重ねていただけの僕は、整理できる人間とは言えませんでした。
弊社代表の渡辺より、「お前に必要なのはこれだ」と渡され【佐藤可士和の超整理術】と出会いました。
(下図は演出でいつも以上に散らかしています)

著者について

【佐藤可士和の超整理術】の著者佐藤可士和さんは、WEBデザインの会社にいて知らない人はモグリと呼ばれる(すみません、僕です)くらい有名な、日本を代表するクリエイティブディレクター/アートディレクターの一人です。
ユニクロや楽天、Honda N-BOXなど数々な有名企業のデザイン、ブランディングプロジェクトを手掛けた方といえば分かりやすいかと思います。
書籍では、デザインはインスピレーションを沸かせるアートではなく、クライアントの状況把握し、問題の本質を突き止め、解決することと述べています。

整理には手間時間が掛かる

前提として、整理ができない人は面倒くさがりの傾向があります。僕です。
【佐藤可士和の超整理術】で述べる整理には、いくつかのステップが存在します。
まずは実体のあるデスク周りなど「空間」の整理で物事に優先順位をつけて整えていく習慣を付け、身体を動かせばできることから始めます。
次に目に見える画像、テキストなどの「情報」の整理は、身体で覚えた優先順位による状況把握や、自分なりの視点、相手の視点、客観的な視点など多面的な視点で本質を捉え、問題を解決できるようにします。
最後に目に見えない「思考」の整理として、抽象的な概念である自分の考えを言語化、情報化して可視化することで、「情報」の整理に回帰します。
読んでいていてお分かりの通り、整理をするためには大変手間や時間が掛かります。面倒くさがりは、後回しにしてしまい、結果整理ができない人に陥ってしまいがちです。

整理ができない人が損している3つのこと

1. 整理ができない人は、伝わる話し方ができない。

まず頭の中で考えていることをアウトプットするには、前述の目に見えない思考や気持ちなどの整理が必要になります。
普段デスク回りなどを散らかしてしまっている方は、根本の空間を整理するノウハウを持っていないため、頭の中で考えている情報が整理しきれず、また客観的な視点、相手の視点を持てないため行き当たりばったりの言葉を発することが多くなってしまいます。
そして自分の頭の中だけが理解している言葉で話すので、「この人は何が言いたいのだろう?」と思われてしまうのです。

2. 整理ができない人は、ホウレンソウができない。

社会に入り、まず教わるであろうキーワードが「報告ホウ・連絡レン・相談ソウ」です。1で述べたように、伝えるための思考の整理が出来ていないとともに、「自分の推測」「言い訳」などが入ってしまうと、更に頭の中の情報が乱れ、ホウレンソウされる相手も何が事実で何が推測なのか状況を正確に把握できません。
伝える側も何をどう伝えれば良いのか分からず混乱し、報告や相談事項の優先順位も判断できずタイミングを逃し、ホウレンソウができない社員化してしまいます。

3. 整理ができない人は、主体性が持てない。

「あれがやりたい」「これをやらなければならない」仕事でも普段の生活でも、やりたいこととやらなければならないことが混在し、その中から取捨選択しながら営んでいくのが一般的かと思います。
自分しか関わらないことであれば、やりたいことだけをやっていけば良いでしょう。しかし、ことビジネスにおいてはそうもいきません。
限られた時間の中で優先順位を決め、客観的な視点で課題解決に取り組み、自分の思考を情報化して伝えながら業務を行わなければなりません。
整理ができないとそういったステップを踏めず何をやるべきか判断ができないため、言われたことしかできない指示待ち人間になってしまいがちです。

佐藤可士和の超整理術を読んで

まず、僕は整理が苦手です。
整理整頓という言葉は義務教育の頃から言われ続けられる言葉ですが、頭の中は「なぜ?」でいっぱいでした。
◯◯できない人でも問題だと指摘される機会はありませんし、整理は面倒、やらなくても生活に支障はありません。
ただ関わってきた方々の心の中では、こいつはできない人というレッテルを貼られていたかもしれません。
この本を渡してくれる人がいる環境と言うのは幸せだなと感じるとともに、難しい言葉で書いてはいますが、突き詰めれば面倒という問題をクリアすれば簡単に実行できることばかりなので、「自分に生かせる」「変わろう」と感じました。
面倒くさがりの方は、恐らくこういった自己啓発的な内容に少しは「整理するぞ!」という気分になっていただけるかと思います。
ただ経験則からそれはあくまでも気分で気持ちを持続することが難しいので、少しやる気が薄れてしまった時のために、この記事をブックマークに保存して度々読んでいただくことを推奨いたします。
そしてこのWEBサイトの再訪問率が上がれば嬉しいです。

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