特別企画展「ディック・ブルーナ 本のしごと」を観てきた
![](/uploads/2022/08/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421-960x600.jpg)
こおりやま文学の森資料館にて絶賛開催中の特別企画展「ディック・ブルーナ 本のしごと」を観てきました。
ディック・ブルーナの代表作であるミッフィーやブラック・ベアなどが紹介されていました。
ディック・ブルーナの色使い、その祖先
![](/uploads/2022/08/p1.jpg)
彼の色使いは大胆で、単純で、印象的。
それはどこから来たのでしょう?
実は、オランダで起こった芸術運動「デ・ステイル (De Stijl)」からはじまりました。
その影響を色濃く受けたのがミッフィーや、イヴ・サン=ローランの「モンドリアン・ルック」です。
そこからドイツのバウハウスなどに繋がっていくのですが…
![](/uploads/2022/08/p2.jpg)
基本の6色(赤、青、緑、黄、茶、グレー)+黒の優しい線。
この色彩が織りなす作品は、絵本として、グラフィックデザインとしての完成度はもちろん、優しい気持ちになりますよね。
これがブルーナカラーなのです。
![](/uploads/2022/08/p3.jpg)
本展示では一般200円で観ることができます。
ただ、その価値はもっともっとある…。
2022年9月4日(日)までやっていますから、ぜひ行ってみては?
※展示室内は撮影できません。