滞在2時間、普通に熊が出ます。山形の秘境「板谷駅」で初秋を切り取る。
山形県の福島県の県境を走る奥羽本線区間は、標準軌（いわゆる新幹線の線路幅）に改造されていて山形新幹線が走っています。
この秘境区間に「板谷駅（いたやえき）」があり、今回は初秋を感じるために撮影に行ってきました。
粘って撮った「つばさ号」
この板谷駅は面白い構造になっていて、駅のホーム自体が豪雪対策のシェルターで覆われている、トンネル構造な無人駅です。
ホームには監視カメラが設置されているだけで、至ってシンプル。
こちらで1時間ほど待っていました。
米沢牛で有名な米沢方面から、上りつばさ号（L編成）が7両編成でやってきました。
先頭ノーズ部分がツヤっとテカる感じで撮影してみましたが、どうですかね？
こちらはトンネル開口部が四角になっているので、影が多い感じで、より新幹線自体が浮き出て面白い写真になりましたね。
ちおなみに米沢側が上り勾配、福島側が下り勾配になっています。
ホーム自体も傾斜がついています、なんだか不思議ですね。
ホームから出て、ススキメインで
ちょっとホームのシェルターから出て、400mmの望遠で、上り勾配を登ってきたつばさ号をパシャリ。
手前のススキにピント合わせ、新幹線自体はぼかしてみました。
夕方近くに撮影したのもあって、結構太陽自体が傾いていて、それも相待って秋感出てるんじゃないですかね。
最後にもう一枚、スイッチバック跡地から
こちらの旧駅舎があるスイッチバック側（現在はホームに至るまでの通路）からパシャリ。
スイッチバック側のシェルターの構造面白いですよね、家みたいなホームベースみたいな形。
外光メインで撮影するとこんな感じで影のフレームができるので、これはこれでオシャレですね。
そうそう、ここ板谷駅は本当に秘境にある駅なので、熊も出没するとか。
ガサガサと音がするたびに後ろを振り返りました。
ちょっとリアル肝試しですね。
追伸
山形の冷やしラーメンは氷が入っていて本当に美味しいと思いました。
素晴らしい。
撮影機材
- カメラ：FUJIFILM X-T4
- レンズ：XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR、XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
- 現像：Adobe Photoshop camera RAW（2022年最新版にて）