SONYの業務用ヘッドホン「MDR-7506」のドライバユニット(スピーカー本体)を交換修理してみた
こんにちは、ヘッドホンを愛用している辻元気です。
普段、SONYの海外向け業務用ヘッドホン「MDR-7506(通称:青ラベル)」を使用して音声の確認などをしているのですが、右側から音が鳴らなくなりました。
これは結構あるあるなんですが、残念ながらドライバユニット(スピーカー本体)が死んでいるという現象です。
断線も疑いましたが、通電テストしてみたら、電気は通っていたのでドライバユニットが死んでいるという診断をしました。
という訳で今回は、MDR-7506のドライバユニットを、同じSONYの定番モニターヘッドホンであるMDR-CD900STのドライバユニットを使用して交換します。
つまり、側はMDR-7506、音質はギリギリMDR-CD900ST的な感じです。
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交換に必要な仲間たち
今回のドライバユニットの交換に必要なのは、
- MDR-CD900STドライバユニット
- 半田ごて(コードの取り外し、取り付けのため)
ハンダ(使用しなかったです)- プラスドライバ(4本のネジを外すため)
- マイナスドライバ(ドライバユニットを固定しているプラスチックの爪と取る用途)
です。
今回、ドライバユニットはサウンドハウスのオンラインショップより購入しました。
佐川急便で届きました。
で、こちらがMDR-CD900ST純正ドライバユニット本体である「品番:1-542-492-31」です。
※これは余談ですがMDR-7506純正品は「品番:1-542-492-11」で、調べるとこれ以外にも何種類かあるようです。
とりあえず分解します
まず、イヤーパッドを取り外します。
取り外すと4つのプラスネジが見てきますので、ネジを取り外します。
ネジを外して大きめなカバーを取りはしたあと、ちょっと硬いですが、4つの爪がついている円型の抑えパーツを外します。結構硬いのと、壊れやすいので慎重に外しました。
上が、MDR-7506純正のドライバユニット(壊れている)
下が、MDR-CD900ST純正のドライバユニット(新品)
すでに、壊れている方は配線を半田ごてで外しています。
元どおり配線を取り付ける
ハンダ付け下手くそですが、こんな感じで元どおり配線を取り付けました。
左側はドライバユニットは壊れていないですが、音の統一という事で同じようにドライバユニットを交換します。
こちらは、配線5本でちょっと面倒でした。
ドライバユニット交換終了〜!
あとは、逆の手順で元どおり組み直せば完成。
組む前にイヤホンジャックにさして、ちゃんと音がなるのか、ノイズやビビリがないか確認します。
私の場合は、右側から若干ビビリ音がしたので、調整したら直りました。
そんなこんなでこれからも長く使用できそうです。
おしまい。