macOSのログインパスワードを4文字以下にする方法のメモ的な
難しいパスワードは覚えられない、こんにちは辻元気です。
さて、macOSを再インストールして設定し直していたところ、4文字以上のパスワードを設定するか、空にするかしか選択筋がありません。
あれ?前こんなだったっけ?と思ったら、macOS Mojave(10.14)から仕様が変わったみたい。
う〜ん困った、1文字や2文字にしたいのに。
いろいろ調べたら同じことを解決している人がいたので、参考にして変更してみました。
そのメモです。
なお、2021年12月21日現在の最新のmacOS「macOS Monterey(12.1)」でも有効な設定方法です。
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今回参考にしたサイト
いろいろ調べてたら下記のサイトにたどり着きました。
https://www.reddit.com/r/MacOS/comments/8z2wo8/can_i_set_a_password_less_than_4_characters/
日本語で簡単に説明すると流れはこうです。
- スーパーユーザーでログイン
- 現在の設定を読み出し
- XMLの公文がおかしいので、一番最初の行を削除
- 特定の箇所を4から1に変更
- ファイルを保存
- 設定を書き込み
こんな流れでできます。viの使い方は他のサイトを見て勉強してみてね。
パスワード文字数の変更方法
1.Macのターミナルを起動してスーパーユーザーでログインする(必要な人だけ)
sudo su -
2.今のパスワードに関するMacでの設定を仮ファイルとして書き出す
test.xmlとしてますが、ファイル名はなんでも良いです。
pwpolicy getaccountpolicies > test.xml
3.viで作った仮ファイル「test.xml」を開く
vi test.xml
test.xmlを開いたら一行目のテキスト「Getting global account policies」を削除※して、そのまま行を詰めます。
※一行目を削除するのはXMLの構文がおかしくなるための対策です
<string>policyAttributePassword matches '^$|.{4,}+'</string>
ここの数字の4を1に変更すれば1文字以上のパスワードを入れられます。つまり2文字のパスワードも設定可能。素晴らしい。
設定後、viでファイルを保存します。
4.編集した仮ファイルを読み込ませる
pwpolicy setaccountpolicies test.xml
5.rootにできた仮ファイル「test.xml」を削除する
4.のステップを実行した後はtest.xmlは必要なくなるのでファイルを削除します。
rm test.xml
後はちゃんと変更できるか試す!
最後に、ちゃんと2文字のパスワードが挿入可能か試す。
システム環境設定の中の「ユーザとグループ」から「パスワード変更…」をクリック。
古いパスワードと、待ってました新しい2文字のパスワードをブッ込む!
問題なければ特に警告文も表示されずに正常にパスワードを変更できます。
以上!!!