iPhone新色「アルパイングリーン」の魅力! 埼玉で作られた色が世界へ
アナタはご存じですか?
「埼玉県蓮田市で作られた“インク”が、最新のiPhoneの色を支えている」と。
アルパイングリーンの魅力
本日発売、iPhone 13 Proシリーズに新しい色が追加れされた。
アルパイングリーン。
名前の通りだがアルパイン(高山)グリーン(緑)という色。
iPhone 11 Proシリーズで発売されたミッドナイトグリーンよりも、緑がより強くなっている色味。
こちらはAppleから届きたてのiPhone 13 Pro Max アルパイングリーン。
このiPhone背面の緑色は、どうやって表現しているんでしょう?
実は、つや消しガラスの裏側に、環境に配慮された特別なインクをスクリーン印刷の技術で印刷した背面パネルなんです。
埼玉県蓮田市で作られた特別なインク
埼玉県蓮田市に世界的スクリーン印刷インキ企業あり!
アルパイングリーンのインクを製作したのは「株式会社セイコーアドバンス」さん。
ここで作られた緑色のインクが、iPhoneの新色を支えています。
一見すると緑色は環境に優しそうな色をしていますが、インクとして再現すると通常は環境に悪い。
それを極めて限られた材料で環境に配慮して作り上げたのがこちらの会社なんです。
企業努力の賜物で、こんなに綺麗な深い緑色が誕生したのです。
ちなみにAppleとこちらの会社の結びつきの歴史は意外と長く、
iPhone 5のベゼルの黒インクの提供から大きく関わっていったそう。
(液晶の電源OFF状態の黒と、ベゼルの黒が見分けつかないくらい凄い再現性が高い色でしたね)
やはり、アウトドアが似合う色「アルパイングリーン」
このアルパイングリーンのiPhone、やっぱりアウトドアシーンに似合いますね。
グラファイトのグレーっぽい質感にも似ていますが、太陽光の元で見るとやはり深緑。
本当に良いプロダクトです。
参考文献
- iPhone 13 Pro
https://www.apple.com/jp/iphone-13-pro/ - ティム・クックCEOが思わずうなる、アップルブラックを生み出したこだわり
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1912/25/news095.html - 「深緑のiPhone」を実現したある日本企業の正体
https://toyokeizai.net/articles/-/319147 - 色的にも意義的にも深みがある緑色――「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」の新色をじっくり眺める
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2203/11/news183.html